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公立学校共済組合
東北中央病院
大竹 修一
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990-8510
山形市和合町3-2-5
電話 023-623-5111
このページの最終更新日は
08/05/21 です。
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肺気腫のCT画像
天国に飛び立つ前に・・・
肺気腫という言葉は耳慣れないですが、 タバコが肺に及ぼす悪影響では最も頻度が多く、本人も知らないうちに進行する恐ろしい病気です。
肺気腫とは、喫煙によって末梢気道の炎症が起きて肺が破壊されている病気と考えてください。息切れ、タンセキなどの原因でもあります。
喫煙と肺気腫の関係は,きわめて関連性が高いものです.
タバコが原因の病気で、吸わない人がならない病気です。
吸いつづける限り死ぬまで肺は破壊されつづけると思ってください。
喫煙者は30歳を過ぎたら、約半数の人で肺気腫は始まっています。
最後は、家のなかでも酸素ボンベがないと動けなくなってしまいます。
3000-5000メール級の山で酸素ボンベがなくて動き回るのと同じと考えてください。
最近、疲れやすい、息切れがするなどの症状があれば、ウルトラマンの赤信号。
禁煙で症状が明らかに改善します。
治療は、まずは禁煙。これしかありません。
非喫煙者.教員
タバコを吸わない人の片方の肺を見たところです。肺は胸壁に囲まれて黒く見えています。肺の中に、木の枝のように広がる血管が見えます。肺の濃度がほぼ均一に黒く見えています。下の方が背中。上が腹側です。背中側に背骨(白い部分)が見えます。
44歳の喫煙者.教員喫煙歴 24年×30本
肺の中により真っ黒い部分が見えます。喫煙によって肺が破壊された部分です。上の肺と比べて、汚い感じがよく分かると思います。肺の半分が破壊されて、機能していません。
上の肺を見て下さい。
肺の中に、黒い部分が
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